法人保険市場における生命保険、医療保険、損害保険について

法人保険

法人保険には社長や役員の身に何かあった時に経営に支障をきたさないように備える生命保険から、会社のもしもに備える損害保険の2種類があります。保険自体には、個人で加入するような保障の内容とあまり変わらないものですが、支払額や保障額、また損害保険の部分にはその会社ならではのリスクに備えるような保険や、社員が在職中に労災等により就業困難になったような場合に備える保険もあります。今回は社長や役員の生命保険の部分と会社の備えるべきリスク回避のための損害保険の部分を分けて、更に法人保険市場の部分も併せて述べていきます。

法人保険市場における生命保険について


はじめに社長や役員にもしもの時があった時のために備える生命保険についてです。法人保険市場では主に、逓増定期保険、長期平準定期保険、定期保険の3つがあります。逓増定期保険の場合、ニーズに応じて責任が大きくなる時期に合わせて保障も大きくするもので、時間の経過に伴って保険金額が逓増します。次に長期平準定期保険ですが、長期にわたってかけ続けていくことによって死亡保障と解約返戻金による退職金の財源に充てることができます。定期保険は個人の保険と一緒で解約返戻金をなくすことで保険料を割安にし、全額損金算入することができます。

法人保険市場における医療保険、養老保険について


次に社長や役員に病気などのもしもの時に備える医療保険について述べていきます。法人保険市場では主に医療保険やがん保険、また養老保険があります。医療保険やがん保険の保障の中身は一緒ですが入院した際に大部屋ですと沢山の人がお見舞いに訪れるような時でしたら、他の入院患者に迷惑をかけてしまいます。もしもの際には保障を厚くして、個室にします。保険料については全額損金算入できる場合があります。養老保険は個人の保険の同様に掛金は高くなりますが、保険料の半額を損金算入できます。更に満期保険を退職金の財源に充てることにより長期的な視点で計画を進めていけます。

法人保険市場における損害保険について


最後に損害保険についてですが、法人保険市場では様々なリスクに備える独自の保険がありますので、ここでは主にどの会社でも関わるような保険について述べていきます。労災上乗せ保険は業務中や通勤途上のケガや様々な事故などを政府の労災では賄いきれない分の補償をしてくれます。更に在職中に病気やけがなどで就業困難になった場合に補償してくれる長期障害所得補償保険があります。この保険には特約で精神障害もつけてくれるものがあったり、ほとんどすべての病気やケガも補償対象となります。その他にもIT賠償責任保険や個人情報漏えい保険などもあり、会社の業務によってリスクも違ってきますので、それらに特化した保険もあります。

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