終身保障タイプの生命保険の返戻金は資産になることがある

生命保険

資産を作るための方法として銀行預金があります。しかし現在はあまり金利も高くなく、1年間に増やせる金額も知れているのが現状です。そこで利用したいのが終身保障タイプの生命保険です。保険料の中に将来資産となる部分が含まれていて、一定年数加入してから解約返戻金を受け取ると支払額よりも多く受けられる場合があります。より効率的に解約返戻金を活用したい場合は低解約返戻金型の終身保険を選びます。通常よりも支払い額が少なくなりますが、将来的にはその分利回りが高くなります。銀行預金には保障機能がありませんが、生命保険なら保障を確保しながら将来の資産も作ることが可能になります。

加入してすぐだと返戻金はないか少ない


定期タイプの生命保険の場合は基本的には解約返戻金はほとんどありません。定期保険はもともと保障部分だけなので終身保険より保険料も安くなるといわれています。終身保険に加入すると保険料には資産になる部分と保障部分があり、長期間加入すると資産になる部分も大きくなります。加入から数年の場合は資産部分も大きくありません。そのことから解約しても返戻金が少なかったりします。

長く加入すると払込保険料に対しての解約返戻金が多くなる場合が多い


終身保障タイプの生命保険は必ず給付があります。加入後すぐに亡くなっても給付があります。そして平均寿命を超えて100歳になってから亡くなっても同様に給付を受けることができます。保険会社としては将来に必ず生じる死亡保険金支払いに備え、あらかじめ保険料の中に解約返戻金充当分を含めています。場合によっては支払った払込保険料の合計額よりも返戻金の方が多くなる場合があります。

低解約返戻金型の終身保険を活用する


資産になる割合の高い保険としてかつて人気があったのが養老保険です。60歳や65歳で満期になり、死亡保険金と同等の給付が受けられます。以前は予定利率が高かったため貯蓄の意味合いが高いとして利用されていました。現在は低解約返戻金型の終身保険です。特徴としては一定期間、一定年数は解約返戻金の額を低くおさえておきます。でも一定年数を過ぎると通常通りの給付が受けられます。

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